アジア

ベトナム フエ グエン朝乾政宮の復原的研究  
1996年〜 建築学科 中川武 教授 
ベトナム・フエ文化財保存センターと早稲田大学ユネスコ世界遺産研究所との間で共同研究所を開設し、フエ王宮に関する調査研究および保存活動を共同で推進している。

アンコール遺跡保存修復協力  
1994年~ 建築学科 中川武 教授
日本国政府とカンボジア王国政府共同プログラム。カンボジア・アンコール遺跡の救済活動をカンボジア政府機関アプサラの副総裁と中川が共同代表となって、バイヨン寺院の保存プロジェクトに従事している。

カンボジア・プノンペン「ひろしまハウス」計画
1996~2006年(第1期) 建築学科 石山修武 教授
カンボジア仏教の総本山ウナロム寺院内に計画された建物で、宿泊所、集会所、展示室等として使用する。廃墟となった歴史をもつ広島の市民の発案による。建設費については募金活動を行った。建物内壁のレンガ積みについては、10回ほどのボランティア・ツアーを企画し、セルフビルドで実施された。

国際アーバンデザインワークショップ
1995年~(現在) 建築学科 佐藤滋 教授
早稲田大学建築学科、フェラーラ大学都市建築学部、カリフォルニア大学バークレイ校環境デザイン学部の三大学が主催し、大学院生・若手教員を中心に緊密な連携の下で,都市デザインワークショップを毎年世界各地に拠点を設けて実施している。これまで、メキシコ・オハカ、コマッキ、サンフランシスコ、ベトナム・フエなどで開催し,具体的な都市問題解決を国際的な視野で検討している。

早稲田大学/慶煕大学学生合同定例ワークショップ
2002年~ 建築学科 古谷誠章 教授
慶煕大学校(韓国)建築専門大学院にて日韓両国の伝統的集落、都市居住問題、新首都計画、新住宅地計画、木造密集地や外国人居住などの東京の都市問題を題材として、毎年8月に韓国で2月に東京で両国学生を対象とした合同ワークショップを開催している。

韓国慶煕大学校建築専門大学院との共同研究
2005年~ 建築学科 古谷誠章 教授
韓国国内で計画されている首都分散計画、新住宅地計画などに関連して、公共施設、住民コミュニティ施設などの複合化に関する共同研究、ならびにプロジェクト提案を行っている。

ヨーロッパ・アジアパシフィック建築の新潮流
2003年~ 建築学科 古谷誠章 教授
毎年EUおよびアジア地域から15名程度の若手建築家が選ばれて巡回展を行う。古谷は2005-2006年にフランス・香港・日本・アイルランド・オーストラリアにて展示・講演したほか、毎年東京展にあわせて海外からの出品建築家の講演会を早稲田で開催している。

UNESCO/UIA(国際建築家連合)建築教育認定評議会の活動
2001年~ 建築学科 古谷誠章 教授
UNESCO/UIAが共同制定した建築教育憲章に則り、国際的な建築教育認定システムの立ち上げとその後の認定活動を行っている。古谷教授は2001年より同認定評議会のアジア・オセアニア地区代表委員(同地区の認定委員会共同副議長)として、年に2回の定例会議に出席するほか、国外の認定審査の立ち会いなどを行っている。

ARCASIA(アジア建築家評議会)での活動
1999年~ 建築学科 古谷誠章 教授
アジア17カ国の建築家団体が参加して毎年開催される国際評議会で、アジア各国の建築家の交流、建築学科学生のジャンボリーなどを通じた国際共同活動の推進を図っている。古谷は2004~2006年に東アジア地区選出の副議長を務めたほか、2005年にはタイでの津波復興国際学生ワークショップを実行した。

台湾国立政治大学特聘講座国際有名学者
2005年~ 建築学科 後藤春彦 教授
台湾国外から著名な研究者を台湾に招聘し,短期集中講義,他大学も含むゼミナール,講演会などを行うもの

台湾国立政治大学・国立聯合大学・中国文化大学との共同
ワークショップ
2006年~ 建築学科 後藤春彦 教授
台湾の地方都市を会場に日台の学生が一週間から10日程度の合宿をして、対象都市の課題を発見し、それを解決するための建築的/都市計画的提案をまとめ、地元自治体および市民にプレゼンテーションする。

人工臓器の数値解析評価
2006年~ 総合機械工学科
上海交通大学と共同で計算流体力学(Computational Fluid Dynamics)の手法により,人工臓器の流れ,血管内の流れのモデル実験(早大)と解析(両方)結果を臨床(上海)に反映させる研究を開始した。大学間協定は既に存在しているが,2007年5月にこの当該分野の箇所間協定を締結した。

チェンマイ大学-経営システム工学 共同プログラム
2004年~ 経営システム工学科 経営システム工学科 国際化委員会
プロジェクト型インターンシップ。「適正作業者数の検討,設備稼働率の向上」等をテーマとして、3月初旬の2週間実施している。KINSEKI-Thailand、KYOUSERA-Chengmaiが協力企業で、平均4名程度が参加している。

Khon Kean大学(タイ)-経営システム工学 共同プログラム
2005年~ 経営システム工学科 経営システム工学科 国際化委員会
プロジェクト型インターンシップ。「設備ダウンタイムの改善、段取り時間の短縮」などをテーマとして3月初旬の2週間にわたって実施している。ブリヂストンThailandが協力企業で、平均4名程度が参加している。

日中シールド技術交流会
2003年 社会環境工学科 小泉淳 教授
王夢恕教授(北京交通大学)と共同で2国間で現在までに3回(北京・上海・東京)開催。次回は広州で開催予定。毎回200~300名の参加者を得ている。

ベトナム等での港湾鋼構造物の普及に関する研究
2005年〜 社会環境工学科
ハノイ運輸交通大学・日本鉄鋼連盟と共同でベトナムからの研究員の受け入れ、ハノイ運輸交通大学の博士課程学生の指導を行いながら海洋開発、耐震設計法などの研究指導・講演をベトナム各地で継続的に行っている。日本鉄鋼連盟からの助成金による活動である。

東アジア資源リサイクリングシンポジウム(EARTH)の主催・共催
1991年~ 環境資源工学科 大和田秀二 教授
原田種臣名誉教授が日本・韓国・台湾・中国の 4 カ国に呼び掛け、世界に先駆けて創設した資源リサイクリングに関する国際会議を、毎回、主催・共催している。早稲田大学国際会議場にて第 1 回が開催され、前述の 4 カ国にて 2 年に 1 度開催されており、東アジア圏からの資源循環の情報発信の拠点となっている。

タイ・チュラロンコン大学との共同研究事業
2000~2004年 環境資源工学科 大和田秀二 教授
日本・タイの政府間協定により、同大学工学部と共同で教育・研究事業を 5 年間行った。その間、両大学教員が相互に訪問して講演会を開催し、同大学教員と学部学生がそれぞれ 3 ヶ月間・2 ヶ月間、大和田研究室に所属して各種分離技術開発・資源リサイクリングに関する研究・教育交流を行った。

韓国地質資源研究所(KIGAM)との共同研究
2004~2006年 環境資源工学科 大和田秀二 教授
KIGAM からの受託研究として、沈降性炭酸カルシウムの製造における石灰石鉱石の原料物性の影響について検討した。生成年代の異なる日韓両石灰石鉱石6種を用い、特に製造プロセス中の焼成・消化・炭酸化の各段階における原料物性の影響について検討した。

韓国フロンティア事業共同研究  2006年~
環境資源工学科 大和田秀二 教授
廃コンクリート中の骨材回収を目的として、異相境界面での優先破壊に関する研究を行っている。優先破壊現象のモデルを考案してその確率的・定量的な取り扱いを可能とし、その応用として各種機械的応力の与え方を工夫した電気パルスを利用するなどの技術開発を行っている。

日韓の花崗岩類と熱水鉱化作用に関する研究
2005~2007年 環境資源工学科 内田悦生 教授
崔善奎(高麗大学)と共同で日本及び韓国に分布する代表的な花崗岩類の調査を行い、どのような花崗岩類に熱水鉱化作用が伴われるのかを明らかにし、鉱化作用の有無ならびに鉱種の違いを支配している要因の解明を目指している。

アンコール遺跡保存・修復プロジェクト
1994年~ 環境資源工学科 内田悦生 教授
日本国政府アンコール遺跡救済チーム(団長:中川武)と共にカンボジアのアンコール遺跡の保存・修復を目的とし、当研究室では岩石学的な立場から遺跡に使用されている石材の研究を行い、遺跡建造にまつわる謎を解明するとともに石材劣化の要因を明らかにすることを目指している。

エジプト アブ・シール南丘陵遺跡の保存整備計画
2000~2006年 環境資源工学科 内田悦生 教授
早稲田大学古代エジプト研究室(代表:吉村作治)と共にエジプトサッカラ地区北部に位置するアブ・シール南丘陵遺跡の発掘調査の終了に伴い、その後の遺跡保存計画を策定するため,岩石学立場から遺跡を構成する石材の劣化要因を解明し、保存計画策定に役立てることを目的として調査を行った。

ヨーロッパ

スペイン,カタロニアの伝統的石造民家マジアの修復・再生に関する研究
2002~2009年 建築学科 入江正之 教授
バルセロナ建築大学 (Escuela Tecnica Superior de Arquitectura de Barcelona)、Vandellos y L’hospitalet del’Infant市役所でスペイン,カタロニアの伝統的石造民家マジアを対象として,現在崩落過程にある3連住戸(18世紀末)の修復再生を通じて、保存再生のデザインと方法。工法的視点、温熱環境・室内空気質等の環境工学的視点、建築ストックの現代的活性化活用の視点に依拠した総合的研究である。

国際アーバンデザインワークショップ
1995年~(現在) 建築学科 佐藤滋 教授
早稲田大学建築学科、フェラーラ大学都市建築学部、カリフォルニア大学バークレイ校環境デザイン学部の三大学が主催し、大学院生・若手教員を中心に緊密な連携の下で,都市デザインワークショップを毎年世界各地に拠点を設けて実施している。これまで、メキシコ・オハカ、コマッキ、サンフランシスコ、ベトナム・フエなどで開催し,具体的な都市問題解決を国際的な視野で検討している。

ヨーロッパ・アジアパシフィック建築の新潮流
2003年~ 建築学科 古谷誠章 教授
毎年EUおよびアジア地域から15名程度の若手建築家が選ばれて巡回展を行う。古谷は2005-2006年にフランス・香港・日本・アイルランド・オーストラリアにて展示・講演したほか、毎年東京展にあわせて海外からの出品建築家の講演会を早稲田で開催している。

英国ニューカスル大学との共同研究
建築学科 後藤春彦 教授
高齢化、人口減少社会を背景に、英国と日本の都市・農村の居住地選択に関する比較研究を行う。研究者の交流とともに、研究発表会を公開セミナー形式で日英で行う。

都市・大学連携による地域環境再生に関する国際研究
2004年~ 建築学科 有賀隆 教授
日本建築学会都市計画委員会キャンパス計画小委員会およびその中で有賀教授が主査を務めているWGが中心となって、世界的な共通課題である持続可能な都市・地域環境の再生へ向けた調査研究を、ペンシルバニア大学、ハーバード大学、ライデン大学、ユトレヒト大学、イエール大学などとともに実施している。

Summer Schoolードイツ
2003年~ 経営システム工学科 経営システム工学科 国際化委員会
Bremerhavenの高等教育機構(大学)での正規講義を8月中の3週間にわたって受講する。平均5名程度が参加している。

Summer School+インターンシップードイツ
2006年~ 経営システム工学科 経営システム工学科 国際化委員会
プロジェクト型インターンシップ。「作業者の多台数持ちの検討」などをテーマとしている。年間2週間の実施で、4名程度が参加している。

ドイツ、ヴァイマールバウハウス大学(BUW)との交流協定
2005年〜 社会環境工学科 赤木寛一 教授,清宮理 教授
Prof. Schanz and Prof. Werner(BUW) と共同。学生交換実績は、BUW→早稲田:2名、早稲田→BUW:1名である。その他、夏季休業中にBUWで実施されるサマーアカデミーへの早大参加者は2004年度8名、2007年度2名(予定)である。教員間の研究交流のためのワークショップを早稲田大学で2回、BUWで1回開催した。

デンマーク工科大学・国際室内環境・エネルギー研究所との共同研究
1999年~ 建築学科 田辺新一 教授
デンマーク工科大学COE国際室内環境・エネルギー研究所と共同で室内温熱環境、空気質環境に関して国際共同研究を行っている。これまでに5名の大学院生が長短を含めて同研究所に滞在。2002~2003年度に同研究所の客員教授を務めた。

アメリカ

国際アーバンデザインワークショップ
1995年~(現在) 建築学科 佐藤滋 教授
早稲田大学建築学科、フェラーラ大学都市建築学部、カリフォルニア大学バークレイ校環境デザイン学部の三大学が主催し、大学院生・若手教員を中心に緊密な連携の下で,都市デザインワークショップを毎年世界各地に拠点を設けて実施している。これまで、メキシコ・オハカ、コマッキ、サンフランシスコ、ベトナム・フエなどで開催し,具体的な都市問題解決を国際的な視野で検討している。

米国MIT建築学科・都市計画学科との共同ワークショップ
2000年~ 建築学科 後藤春彦 教授
夏休み期間に日本の地方都市を会場で日米の学生が一週間から10日程度の合宿をして、対象都市の課題を発見し、それを解決するための建築的/都市計画的提案をまとめ、地元自治体および市民にプレゼンテーションする。

都市・大学連携による地域環境再生に関する国際研究
2004年~ 建築学科 有賀隆 教授
日本建築学会都市計画委員会キャンパス計画小委員会およびその中で有賀教授が主査を務めているWGが中心となって、世界的な共通課題である持続可能な都市・地域環境の再生へ向けた調査研究を、ペンシルバニア大学、ハーバード大学、ライデン大学、ユトレヒト大学、イエール大学などとともに実施している。

次世代埋込型人工心臓の開発研究
1994年〜 総合機械工学科
日本製の次世代型人工心臓(EVAHEART)は,2005 年より臨床評価が開始され、10 例の患者に埋め込むまでに至った。そこまでにサンメディカル技術研究所、女子医大、ピッツバーグ大学の3 機関のコラボレーションを実質的に進め、ピッツバーグ大学では特に長期動物実験評価と耐久試験を継続して行っている。

Case Western Reserve University との学生交換
プログラム
2002年~ 経営システム工学科 経営システム工学科 国際化委員会
5~6 月の 6 週間にわたって CWRU の学生を経営システム工学科で受け入れ、8~9 月の 4 週間にわたって経営システム工学科学生が CWRU に派遣される。受け入れおよび派遣の年平均人数は、それぞれ 5 および 7 名である。

GLCA/ACM・経営工学“技術英語およびインターンシップ”
プロジェクト
2001年 経営システム工学科 経営システム工学科 国際化委員会
7月末から3週間にわたってCoe College での語学研修、正規講義に経営システム工学科の学生が参加している。年平均参加者数は7名である。全教員が学生の受け入れを行っており、全学生(学部1年から博士課程)に対し、オープンの形で募集している。テーマは「ライン編成改善必要人員の決定」「機械停止時間の削減」などであり、多数の米国企業が協力している。

Univ. of Michigan共同プログラム
2006年 経営システム工学科 経営システム工学科 国際化委員会
語学研修とアメリカ企業におけるインタビュー。日米比較発表等の作成をテーマとして、8月中の4週間にわたり実施している。3名程度が参加している。

オーストラリア

ヨーロッパ・アジアパシフィック建築の新潮流
2003年~ 建築学科 古谷誠章 教授
「ヨーロッパ・アジアパシフィック建築の新潮流」委員会。毎年EUおよびアジア地域から15名程度の若手建築家が選ばれて巡回展を行う。古谷は2005-2006年にフランス・香港・日本・アイルランド・オーストラリアにて展示・講演したほか、毎年東京展にあわせて海外からの出品建築家の講演会を早稲田で開催している。

UNESCO/UIA(国際建築家連合)建築教育認定評議会の活動
2001年~ 建築学科 古谷誠章 教授
UNESCO/UIAが共同制定した建築教育憲章に則り、国際的な建築教育認定システムの立ち上げとその後の認定活動を行っている。古谷教授は2001年より同認定評議会のアジア・オセアニア地区代表委員(同地区の認定委員会共同副議長)として、年に2回の定例会議に出席するほか、国外の認定審査の立ち会いなどを行っている。

人工臓器の流れの可視化により定量評価
2000年〜 総合機械工学科
ステレオ PIV(Particle Image Velocity)という新手法の流れの解析手法を確立するプロジェクトが CSIRO Minerals(オーストラリア国立研究機関、2000 年に箇所間協定締結)に立ち上がり,早大からもバイオエンジニアリングへの応用という形で早大循環シミュレータ実験装置を設置し,博士課程の学生を中心に学生が常駐し共同実験を行っている。