2018.06.11

建築学専攻・関 優洋子さんがキルコス国際建築設計コンペティション 2017で数々の賞を受賞

早稲田大学創造理工学研究科建築学専攻・関 優洋子さん(修士2年、古谷・藤井研究室)がキルコス国際建築設計コンペティション 2017に参加し、数々の賞を受賞しました。
おめでとうございます!
キルコス国際建築設計コンペティションとは、20組の審査員一人ひとりが、金賞・銀賞・ 銅賞・佳作を選定するという今までにないコンペティションです。
キルコスは『円形競技場』が原義のサーカス(circus)の複数形が語源。
最先端のデザインを生み出し続ける審査員たちが、応募作品を様々な角度から見て評価することで、応募者と審査員双方が互いにアイデンティティを高め合うことから名付けられたそうです。
多くの作品を選定するのは、そのアイデアを見逃さないことで、建築の可能性を広げられるのではないかと強く信じるから。
またコンペティションが終わっても、一人ひとりの審査員が、どの作品を、どう評価したのかを見られる仕組みをつくることで、すべてのひとが建築について深く考えることができるという目的もあるそうです。
今回のテーマは『明 / 暗 Express the timeless contrast of light and shadow』。
関 優洋子さんの作品タイトルは「白昼夢を歩む」。
光と影は太陽の光や空気の流れによって変化する。
その時間の流れとともに変化する存在を、あらためて身体に思い出させるような場所を、窓や鏡をつかい、一日の中で、季節の中で、多様に変化する光と闇を表現できる建築物のコンセプト。
2018年3月25日、トヨタホーム本社セミナールームで開催された同コンペ最終審査会・授賞式において、4人の審査員から、下記の賞を受賞しました。
○エムエースタイル建築計画賞 金賞
○坂牛卓賞 佳作
○北川啓介賞 佳作
○吉村昭範賞 佳作
キルコス国際建築設計コンペティション2017
http://www.circos.jp/index.html
応募作品を一覧は下記をご覧ください(関 優洋子さんの作品ナンバーは198です)。
http://www.circos.jp/works.html
関 優洋子さんが所属する古谷・藤井研究室はこちら。
http://www.furuya.arch.waseda.ac.jp/