2017.07.14
早稲田大学創造理工学部社会環境工学科・小峯秀雄教授の研究により、早稲田大学が土木学会環境賞を受賞しました!
おめでとうございます!
土木学会環境賞を受賞したのは「住民合意を踏まえた道路維持管理に伴う放射性物質汚染土砂の環境影響低減プロジェクト」。
このプロジェクトは、「放射性物質汚染対処特別措置法」で除染土壌や指定廃棄物として指定されていない「道路発生土砂」を処理するため、土壌洗浄工法の応用である「湿式分級洗浄」によって、放射性物質が濃縮された部分と、浄化された部分とを分別する手法を確立。
地域住民への説明会や事業公開・広報活動を実施し、事業の必要性を訴え、社会的な理解を得ながらプロジェクトを推進し、環境保全プロジェクトとして成功を収めました。
小峯秀雄教授は「福島の皆さんと土木学会環境賞を受賞しました!」と喜びを語っています。
小峯教授が開発した技術は、中問貯蔵を控える除染廃棄物の滅容化にも活用できる技術として、今後被災各地の復輿にも貢獄できる技術であると期待されています。
また、本プロジェクトに関わったのは、福島県、応用地質(株)、西松建設(株)、佐藤工業(株)、(国研)産業技術総合研究所、早稲田大学で、「産学官で取り組んだ有益なプロジエクト」として高く評価されました。
本サイトで発行しているWEBマガジン「創造人」では、熱く語ってくださった小峯教授。
今後、より一層のご活躍が期待されます。
土木学会環境賞受賞者一覧は下記になります。
https://www.jsce.or.jp/prize/prize_list/3_kankyo.shtml
小峯秀雄研究室ホームページは下記をご覧ください。
http://www.f.waseda.jp/hkomine/index.html
小峯秀雄先生の「創造人」は下記よりダウンロードできます。
http://www.cse.sci.waseda.ac.jp/education/magazine/