2017.10.02
早稲田大学創造理工学部建築学専攻に所属するチームが、総合資格学院/構造デザインコンペ企画運営委員会主催の「第4回学生・若手実務者のための構造デザインコンペティション2017」で優秀賞を授賞しました!
おめでとうございます!
2017年6月25日、建築会館ホールにて、同コンペの二次審査が開催。70作品のなかから一次審査を通過した21作品が審査されました。
優秀賞を授賞した早稲田大学大学院のチームのメンバーは、泉芳朋さん(M1・西谷研究室)、吉村環紀さん(M1・小林研究室)、渡邊眞奈さん(M1・小林研究室)の3名です。。
同コンペは、建築構造に携わる学生や若手技術者たちが日々の研究成果を発表し、評価を受ける場を創出するという理念のもとに設立されました。
第4回となる今回のテーマは「故郷・持続・構造」。
テーマの趣旨は次のとおりです。
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故郷はどの人にもある。東京などのような大都市に生まれ住んだ人にもある。
発展する大都市の中で街の姿を変える故郷、人口が減り高齢者が残って衰退する故郷。
昔の面影は失われて行く。それでも故郷であった場所に佇めば、かつて自分が遊び・学び・働いた時間と空間の姿を思い出すことができる。
消失する故郷を、宿命と言わずにかつて人々が生きていたような場所として持続させる。
記憶の中にただ残すのではなく、現実に息づいている街として故郷を持続させる。
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泉芳朋さん、吉村環紀さん、渡邊眞奈さんのチームの作品のタイトルは「Pool Roof 水たまりから人たまりへ」。
ポリネシアのツバルで深刻化する浸水被害を建築構造的アプローチで解決する手法を提案し、審査員からは、構造にとどまらない、時間の流れを考慮したシステムとしての作品で、新規性を感じるとの評価を受けました。
第4回学生・若手実務者のための構造デザインコンペティションの詳細は下記の通りです。
http://www.ko-zo.jp/index.html
2次審査レポートは下記をご覧ください。
http://www.ko-zo.jp/report.html#1