2024.05.09

社会環境工学科・小峯 秀雄教授が公益社団法人 地盤工学会 令和5年度地盤工学会賞・論文賞(英文部門)を受賞

早稲田大学理工学術院創造理工学部社会環境工学科・小峯 秀雄教授が、公益社団法人 地盤工学会 令和5年度地盤工学会賞・論文賞(英文部門)を受賞されました。おめでとうございます!

 

本賞は、令和6年3月18日の理事会において決定し、6月5日に開催された第66回通常総会で授与されました。
対象となった論文のタイトルは「Effects of specimen thickness on apparentswelling pressure evolution of compacted bentonit」。
受賞理由は以下の通り。
「本論文は、わずか2mmの締固めベントナイト供試体に対する膨潤圧試験の実験技術を提示している。締固めベントナイトの膨潤圧試験において、平衡膨潤圧に代表される締固めベントナイトの膨潤特性を供試体厚さに依らず、かつ、20時間程度で取得できることを実証している。また、ばらつきが著しく小さい実験結果を修めることで平衡膨潤圧と乾燥密度が供試体の厚さに依存しない物理量であることを証明している。このように本業績は、短時間で高精度な実験結果を得られる体系的実験手法を開発し、締固めベントナイトの膨潤特性をより深く理解することに寄与する研究成果が収められている。以上より、論文賞(英文部門)にふさわしいと認められた。」

 

地盤工学会 令和5年度地盤工学会賞・論文賞については以下をご覧ください。
https://www.jiban.or.jp/?page_id=21752
小峯研究室については、以下をご覧ください。
https://hkomine.w.waseda.jp/